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Tris

I      Designer, Story Writer

Education

Harvard University, Graduate School of Design ( Master's Degree Candidate )

The University of California, Davis ( Bachelor's Degree )

英語を長年学習しているといつも思うことがあります。それは何時になったら自分の英語力がネイティブに追いつけるのか。そして、超えることはできるのか。英語だけでなく、趣味でも、スポーツでも、上に行けば行くほど自分の足りなさを実感する。そんな経験をした方は私だけではないはずです。

 

私は中学生の時にアメリカに留学を決意し、高校生の時に全く英語が話せない状態からネイティブと同じアメリカの環境下で生活を始めました。しかし、アメリカ生活十年を超えた今でも、自分の英語力の足りなさを実感することが多くあります。ですが、長く生活をしていく内に大きく考えを変えるきっかけがありました。

 

多くの英語を学んでいる方々は、常にコンプレックスがあります。特に多く見られるのは、「ネイティブのように話せない」という悩みです。この「ネイティブのように話せない」には多くの意味が含まれ、「ネイティブの日常的に使う英語が分からない」であったり、「ネイティブのように速く話せない」であったり、「ネイティブのようなアクセントの無い英語が話せない」などの悩みです。しかし、これらの悩みには共通点があります。それは「なぜネイティブのようになりたいのか」です。

 

その考えは十人十色だと思いますが、私は自分の力を周りに「認めてもらいたい気持ち」が、その「ネイティブのようになりたい」気持ちの原動力だと考えています。

 

私たち英語を外国語として学ぶ側から考えると、周りの環境や特にネイティブに認められるには「ネイティブのようになること」が唯一の方法だと考えることが多くあります。しかし、ネイティブ側からみた「相手を認める要素」は「ネイティブのように話せる」ことではありません。むしろ「ネイティブのように話せる」だけでは足りないのです。

 

私の通うハーバード大学院には、様々な人種の生徒や教授がいます。中国やコロンビア出身の生徒、イタリアやインド出身の教授など、とても多国籍な環境下で学生生活を送っていますが、彼らの多くには「とても強いアクセント」があります。しかし、誰も彼らの英語を笑い、下に見ることはありません。なぜなら、ネイティブ側から見た「相手を認める要素」は「英語をネイティブのように話せる」ことではなく、彼らの語る「英語の内容」にあるからです。

 

会話をするときだけではなく、プレゼンテーションやエッセイなど、全てに共通してネイティブが見ていること、それは「丁寧に単語を選べる力」です。しかし、この「単語」とはただ単に英検などの誰かが決めた「難しい単語」ではなく、「教養のあるネイティブなら当たり前に知っておくべき単語」をいいます。

 

例えば、運動中に脱水症状になりかけたとき、日本の小学生でも言える「脱水症状」という言葉をパッと英語で言うことはできますか?自分の通った母校の話をするときに、その「母校」という単語を英語でいうことはできますか?最近よく眠れず「睡眠障害」があるということを英語でいうことはできますか?

 

このように「知っておくべきだけれど、知らない単語」を見逃しがちなのが従来の「単語帳だけの英単語学習」です。しかし、最も大切で、全ての基盤となる「英単語」を疎かにする「自習だけの英単語学習」に疑問を持った私たちREX Plusは、あえて「適切な英単語に特化すること」が「認められる英語力」への一番の近道だと考えました。

 

多くの国では、第二言語として英語を学習し始める時に、レベルに合った「習うべき単語」から学習し始めます。例えば、基本的な動作である「食べる」や「持つ」などのとても基本的な単語です。もちろん、最初から「脱水症状」や「睡眠不足」という単語を習う必要はありませんが、ある程度の日常単語を覚えた後の「覚えるべき単語」とは何でしょうか? それは誰が決めるのでしょうか?

 

例えば、従来の単語帳ではpandemicやsustainabilityのような単語は、難しい単語に分類されます。しかし、コロナウィルスやSDGなどを常に耳にする現在、これらの単語は「難しい単語」ではなく、当たり前に「知っておくべき単語」に自然に分類されたと思います。きっとこのpandemicやsustainabilityという単語は、今では日本の小学生、もしかしたら幼稚園生でも知っている単語になったかもしれません。

 

ではもし、このpandemicやsustanabilityという単語を、今を育った子供達が将来単語帳を開いて、後に習う「難しい単語」に分類されていた時、それは「正しい分類」だと思うでしょうか?

 

このように、単語帳に載っている「難しい単語」とは、「難しい単語」と分類されているがために「難しい」と感じるだけであり、実は「難しいか、難しく無いのか」で分類するのではなく、「当たり前に知っておくべき単語」であれば、それはどんな学習段階で勉強しても良いということです。つまり、小学生でも必要であればhaveとsustainabilityという単語を同時に学ぶこともあり、だということです。

 

私たちREX Plusは、今までの長い留学経験と知識をもとに「教養のあるネイティブなら当たり前に知っている単語」を丁寧に厳選し、あえて単語の成り立ちや、似ている意味の単語など詳しく解説する「授業形式」でじっくりと英単語を指導することで、従来の単語帳で自習する「基盤の弱い英語力」ではなく、「基盤の強い英語力」を目標に英単語指導を行っています。

 

言語は常に成長し続けます。「背広」や「お茶の間」などの「昔使っていた言葉」を今では聞かなくなったように、「従来の英単語帳」や「英単語学習法」も時代に合わせて成長し続けるべきだと私は思います。

 

常に成長し続ける言語のように、私たちREX Plusは生徒の皆さんと共に学び、成長し、そしてネイティブをも唸らせる「認められる英語力」の指導を目標に、皆様を全力でサポートをします。

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